
緑内障専門外来
緑内障が 心配な方はもちろん、
緑内障と診断され治療中の方や手術が必要と言われた方まで
緑内障について幅広くご相談いただけます。
症状が出る前に緑内障を早期発見
SLTレーザー治療
緑内障の精密検査
MIGS(低侵襲緑内障手術)
日本人に多い正常眼圧緑内障の診療
緑内障の方の白内障手術

緑内障を専門としてきた院長が診療いたします
私は香川大学の緑内障専門チームに6年間所属し、緑内障の診療・研究・手術に携わってきました。最後の2年間はチームを率い、手術や後進の指導も担当し、これまで約1,000例の緑内障手術を経験しています。
緑内障は、早期の方から手術が必要な方まで、進行状態に応じて適切な治療を選択することが重要です。
これまでの経験を生かし、患者さんの大切な視機能をできる限り長く守ることを目指して、一人ひとりに適した治療をご提案します。
健診で緑内障を指摘された方、他院で治療中の方はもちろん、眼科医療機関からのご紹介も受け付けています。
院長 島崎 武児
日本眼科学会 眼科専門医
●このような方は緑内障専門外来へご相談ください
緑内障は、健診で初めて指摘された方から、長く治療を続けている方、レーザーや手術を検討している方まで、患者さんによって状況はさまざまです。
当院では、現在の状態やこれまでの治療経過を確認し、必要な検査・治療をご提案します。
●健診で眼圧が高かった
●健診や人間ドックで「緑内障」「緑内障の疑い」を指摘された
●眼圧は正常なのに緑内障と診断された
●緑内障の点眼薬を長く使用している
●点眼薬の種類や本数が増えてきた
●治療を続けているのに視野が悪くなっていると言われた
●SLT(レーザー治療)について相談したい
●緑内障の手術が必要と言われた
●白内障と緑内障の両方を治療したい
●現在の治療をこのまま続けてよいのか相談したい
●他院で緑内障治療を受けているが、専門的な診察を受けたい


目次
緑内障とは
40歳になったら
症状がなくても眼科検診を受けましょう。
健診で緑内障の疑いを指摘されたら、
緑内障の精密検査を受けましょう。
血縁者に緑内障の人がいる方、
強度近視の方は緑内障リスクが高いです。
眼圧が正常でも
緑内障であることがあります。


無症状のうちに眼科を受診することが大切!
緑内障の初期は自覚症状なく進行する
緑内障は、早期には自覚症状がほとんどなく、「よく見えているから大丈夫」と思っている間にも進行していることがあります。
私たちは普段、両目で物を見ています。片方の目に見えにくい部分があっても、もう片方の目や脳がその情報を補うため、視野が欠けていても気づきにくいためです。
一度障害された視神経や失われた視野を元に戻すことはできないため、できるだけ早く緑内障を発見し、症状がない段階から適切な検査・治療を受け、進行を抑えていくことが大切です。
そのため、「見えにくくなってから眼科を受診する」のではなく、40歳を超えたら定期的な眼科検診を受けることや、健診などで指摘された場合には、症状がなくても精密検査を受けることが重要です。
また、緑内障は眼圧の数値だけでは判断できません。特に日本人には、眼圧が正常範囲でも視神経が障害される「正常眼圧緑内障」が多くみられるからです。
日本国内の中途失明原因の第1位は緑内障
緑内障は、日本国内における中途失明の原因として最も多い病気です。「失明原因の第1位」と聞くと、不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、緑内障と診断されたからといって、必ず失明するわけではありません。
早期に発見し、眼圧を適切にコントロールしながら治療を続けること で、進行を抑えられるケースも多くあります。
大切なのは、緑内障を必要以上に怖がることではなく、定期的に検査を受け、ご自身の進行状態に合わせた適切な治療を続けることです。
緑内障はとても身近な病気
緑内障というと、「高齢になってからかかる病気」というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、日本で は40歳以上の約20人に1人が緑内障とされており、年齢とともにその割合は高くなります。
特に、次のような方は注意が必要です。
●40歳以上の方
●ご家族に緑内障の方がいる方
●近視、特に強い近視がある方
●眼圧が高いと言われたことがある方
40歳を過ぎたら、症状がなくても定期的に目の検査を受けることをおすすめします。
また、ご家族に緑内障の方がいる場合や近視が強い方は、年齢にかかわらず一度眼科でご相談ください。
健診で「緑内障の疑い」と言われた方へ
健康診断や人間ドックで、「緑内障の疑い」「視神経乳頭陥凹拡大」などを指摘されることがあります。
「緑内障の疑い」と指摘されても、緑内障と確定したわけではありません。 健診は緑内障の可能性がある方を見つけるための検査であり、正確な診断には眼科での精密検査が必要です。
眼科では、眼圧検査だけでなく、眼底検査やOCTによる視神経・網膜の評価、視野検査などを行い、緑内障の有無や進行状態を詳しく調べます。
緑内障は自覚症状がないまま進行することが多いため、「よく見えているから大丈夫」と自己判断せず、一度きちんと検査を受けることが大切です。

日本人に多い「正常眼圧緑内障」とは
正常眼圧緑内障とは、眼圧が正常範囲内であるにもかかわらず、視神経が障害され、視野が徐々に狭くなっていく緑内障です。日本人の緑内障では正常眼圧緑内障が多く、緑内障の約7割を占めるとされています。
「眼圧が正常=安心」とは限りません。
眼圧の正常範囲には個人差があり、同じ眼圧でも視神経がどの程度耐えられるかは人によって異なります。そのため、眼圧が正常範囲内であっても、その方の視神経にとっては負担となり、緑内障が発症・進行することがあります。
正常眼圧緑内障の場合も、治療の基本は眼圧を下げることです。もともとの眼圧からさらに下げることで、視神経への負担を軽減し、視野障害の進行を抑えることを目指します。
そのため当院では、眼圧の数値だけで判断するのではなく、OCTによる視神経・網膜の評価や視野検査、これまでの経過などを総合的に確認し、一人ひとりに適した治療方針を検討します。
緑内障を正しく評価する
緑内障の精密検査
緑内障の診療では、単に「緑内障かどうか」を診断するだけではなく、現在どの程度進行しているのか、今後どのような治療が必要なのかを正しく評価することが重要です。
当院では、眼圧の数値だけで判断せず、視神経や網膜の状態、視野の変化などを複数の検査から総合的に評価し、一人ひとりの緑内障の状態に合わせた治療方針を検討します。

視神経の状態をOCTで
しっかりチェックします。
眼圧検査
眼球の内側からかかる圧力(眼圧)を測定します。緑内障治療では重要な指標ですが、眼圧が正常範囲でも緑内障になることがあるため、ほかの検査とあわせて評価します。

OCT(光干渉断層計)検査
視神経や網膜の断層画像を撮影し、網膜神経線維層などの厚さを詳しく調べ ます。緑内障による構造的な変化を客観的に評価するために重要な検査です。

隅角検査
目の中を流れる房水の出口である「隅角」の状態を確認します。隅角が開いているか狭くなっているかなどを調べ、緑内障のタイプや治療方針を判断します。

眼底検査
視神経と網膜神経線維層の断層画像を撮影画像を取得でき、視野が欠ける自覚症状が現われ る前に緑内障による視神経病変を発見することができます。

視野検査
見える範囲や見えにくくなっている部分を調べます。緑内障による視野障害の程度を把握するとともに、定期的に検査を行うことで、進行しているかどうかを確認します。

緑内障の進行度を正しく評価します
緑内障は、同じ診断であっても、視神経の障害や視野の欠け方、進行するスピードは患者さんによって異なります。そのため、現在どの程度まで進行しているのか、今も進行しているのかを正しく評価することが重要です。
当院では、眼圧の数値だけで判断するのではなく、OCTによる視神経・網膜の評価や視野検査などを行い、緑内障の状態を総合的に確認します。過去の検査結果がある場合には、現在の結果と比較し、どの程度変化しているのかも評価し、治療方針を考えていきます。

精密検査で「現在の治療で進行を抑えられているか」を確認
緑内障では、眼圧が正常範囲に入っていても、視神経の障害や視野欠損が進行することがあります。
そ のため大切なのは、眼圧が何mmHgかだけではなく、その眼圧で視神経や視野の状態を維持できているかを確認することです。
検査によって進行が確認された場合には、目標眼圧や現在の治療を見直し、必要に応じて点眼薬の変更・追加、SLT(レーザー治療)、手術などを検討します。一方、状態が安定している場合には、現在の治療を継続しながら定期的に経過を確認します。

正しい評価が、適切な治療の選択につながります。
緑内障治療で大切な「目標眼圧」とは
緑内障治療では、眼圧を単に「正常範囲」にするのではなく、視野障害の進行を抑えるために、その方にとって適切な眼圧まで下げることが重要です。この治療上の目安となる眼圧を「目標眼圧」といいます。
目標眼圧はすべての患者さんで同じではありません。治療前の眼圧、緑内障の進行度や進行速度、年齢、視野の状態などを考慮して設定します。正常眼圧緑内障では、もともと眼圧が正常範囲であっても、そこからさらに眼圧を下げることがあります。
また、目標眼圧は一度決めたら変わらないものではありません。治療後の経過を確認しながら必要に応じて見直し、点眼・レーザー・手術などの治療方針を検討していきます。
緑内障は定期的な検査が大切です
緑内障は慢性的に進行する病気のため、治療を始めた後も定期的な経過観察が必要です。
特に注意したいのは、ご自身では見え方の変化を感じていなくても、緑内障が進行していることがあるという点です。
定期的に検査を行い、以前の結果と比較することで、現在の治療で状態を維持できているかを確認します。変化がみられた場合には、治療内容や目標眼圧の見直しにつなげます。
緑内障とは長く付き合っていくことになります。症状の有無だけで判断せず、定期的に状態を確認していくことが大切です。

緑内障の治療
当院の緑内障治療
緑内障治療の基本は、眼圧を下げて病気の進行を抑えることです。
現在は点眼薬の種類も増え、SLT(レーザー治療)やMIGS(低侵襲緑内障手術)など、治療の選択肢が広がっています。
当院では、緑内障の状態やこれまでの治療経過、患者さんの年齢や生活背景などを踏まえ、適した治療をご提案します。

点眼治療
複数の種類の点眼薬があり、眼圧や緑内障の状態に合わせて選択・組み合わせます。

MIGS(低侵襲緑内障手術)
目への負担をできるだけ抑えながら眼圧を下げる緑内障手術です。当院では、iStent(アイステント)やマイクロフックを用いた線維柱帯切開術などに対応しています。

SLT(レーザー治療)
レーザーによって房水の流れを改善し、眼圧を下げる治療です。

線維柱帯切除術などの緑内障手術
線維柱帯切除術(濾過手術)など、より高度な手術が必要な場合には、連携医療機関へご紹介いたします。
緑内障の点眼治療
緑内障では、まず点眼薬によって眼圧を下げる治療が広く行われています。
点眼薬には、目の中でつくられる房水の量を減らすものや、房水の排出を促すものなど、作用の異なるさまざまな種類があります。患者さんの眼圧や緑内障の状態、全身疾患、副作用などを考慮して薬を選択します。
1種類の点眼薬で十分に眼圧が下がらない場合には、作用の異なる薬を追加したり、複数の成分を1本にまとめた配合点眼薬を使用したりすることもあります。
大切なのは、処方された点眼薬を正しく継続することです。点眼を忘れることが 多い、点眼しにくい、副作用が気になるなどのお悩みがある場合も、お気軽にご相談ください。

点眼治療に関するお悩みもご相談ください
緑内障の点眼治療を続けている中で、このようなお悩みや不安はありませんか?
●点眼薬を使っているのに、本当に効いているのか分からない
●長く点眼を続けているが、このまま同じ治療でよいのか不安
●点眼薬の種類や本数が増えてきた
●毎日の点眼が負担で、忘れてしまうことがある
●充血・しみる・かゆみなど、点眼薬の副作用が気になる
●点眼しているのに、視野が悪くなっていると言われた
●眼圧は下がっているのに、緑内障が進行していると言われた
●点眼薬をいつまで続ける必要があるのか知りたい
●点眼薬以外に、レーザーや手術などの治療方法があるのか知りたい
●現在の治療について、緑内障を専門とする医師の意見を聞きたい


